熊本市電8200型


3D-CAD + 3Dプリンタ製
前から欲しかった熊本市電8200形。改造して作ろうにも、軽快電車的な中途半端に新しい車両はほぼ製品化されていないので改造も難しい状態。自作するにも、ヘッドライトの周りの細い枠を綺麗に再現するのが難しい。作りたいけど作るのをためらってた電車。
3DプリンタでNゲージ鉄道模型を作ろう、となった時に、設計のしやすそうな直線デザインのボディというわけで、模型化がかなったのであった。実車は日本初のVVVFインバータ制御車として有名であるし、3Dプリンタという新しい技術を使うならこの車両が適任かな?という気持ちもあった。

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3Dプリンターで鉄道模型を作る -はじめに-
3Dプリンターで鉄道模型を作る -素材サンプル-
3Dプリンターで鉄道模型を作る -データ作成-
3Dプリンターで鉄道模型を作る -成形品評価-
熊本市交通局8201号
地方の路面電車というのはなかなか製品化されないので、種類をいろいろ増やすためには自分で作る必要がありました。最近の製品というのは非常に出来が良くなったので、完全自作しても製品と並べられるだけの精度を出すのが難しいという問題がありました。
 


軽快電車タイプの車体の札幌市電と並べてみます。製品と並べても悪くない感じ。細い筋彫りも0.1mmの段差もしっかり再現してくれます。
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