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広島電鉄3800形

Bトレインショーティー路面電車編 パーツ利用
RF-system「TC-9トレインスコープ」組込


2009/05/10完成
注意:ここに書かれてるのはただの改造記録です。トレインスコープの改造加工を推奨する目的ではありません。トレインスコープへの加工(特にハンダ付けをともなう加工や形状を変更する加工)は安易に行わないようお願いします。直接加工を加えれば保証は効かなくなります。有償修理すら受けてくれないと思われます。(技術に自信があって挑戦する方は、あくまでも自己責任でお願いします)

 トレインスコープ自体は車両に載せて集電板にハンダ付けすれば簡単に完成する。しかし路面電車として急カーブを走れるようにしたいし、急カーブだとカーブの外側ばかり撮影してしまうからカメラの首振りもさせたい。せっかく運転席からの視点なんだし、個別制御で続行運転とかできればさらにいい。外観も「カメラの載った貨車」だと格好悪いからちゃんとした姿にしたいよね。そして無謀とも言える挑戦は始まった。

トレインスコープ購入
 トレインスコープ自体は通販で購入しました。鉄道模型クラブメンバーが既にトレインスコープを持っているので、ダブらないらしい3chを指定。(後でダブってることが判明w) 受信機はスイッチで3ch・7ch・10chを変更できますが、車載ユニット側はチャンネル固定ですので、模型サークルなどで複数走らせるような場合は注意してください。


▲白いのが受信機、立方体のがカメラと送信機が一体になった物、ゴムチューブに覆われた物は電源ユニット。
ネット上の解説や説明書ではゴムチューブに覆われた物が送信機となってますが、実際は電源装置です。
電源装置でレールからの電流と充電池からの電流を調整して、カメラへ5Vを供給してるようです。
5Vというのは、ゴムチューブを剥いたら基板に書いてありました。
四角いカメラ本体からアンテナ線が出てますしね。


完璧なカメラカーにしたい
・ノイズ対策・低電圧対策
車輪から電源を取らず、市販の電池や充電式電池を電源にすることで接触不良によるノイズが削減できます。
また、集電しない車輪であっても電気的接触によるノイズが発生するようなのでカメラ直下の台車の車輪をプラ製車輪にします。

・急カーブ対策
台車と連動してカメラを首振りさせます。
首振り無しの場合、路面電車的急カーブではレールがフレームアウトするという映像になってしまいます・・・

 外観については運転者は画面を見て走行するからどうでもいいのかもしれませんが、イベントで使う時は画面でなくレイアウトを走る車両の方を見てる方も居ると思われます。また、路面モジュールを走らせたり本線モジュールを走らせたりすることも考えられますので、どちらを走らせても良さそうな車両を選びます。
 車体デザインはカメラの視界を遮らない大きい窓の車両。路面電車だと新型車はだいたいが前面1枚窓になってるので、新しめの車両ということになりそうです。候補は、バッテリーの積みやすそうな海外の貨物路面電車であるCarGoTramと、国内の路面電車では車体が最大級の広島電鉄の連接車。ちょうどBトレインショーティーの広電の前面があったので、広電にすることにしました。馴染みのある国内の車両の方が、レイアウトにも馴染みますしね。
 トレインスコープの電源は製品の状態だと線路からの電源(直流または交流の5〜24V)と付属のニカド電池(1.2V)をブレンディングするようなシステムになってます。ゴムチューブに覆われた基板のゴムチューブを剥がしてみたら基盤に「5V」「+」「−」という印刷がされていたのでたぶん直流5Vで動くような感じです。仮に5Vの電池が用意できれば電源ユニットが無くなって立方体のカメラユニットだけにできるのですが、残念ながら5Vの電池なんてありません。素直に電源ユニットにニッケル水素乾電池(1.2V)を接続するようにします。電圧は少し違いますが、1.5Vのアルカリ乾電池も使えるようです。
 電源ユニットとカメラを接続してるリード線が硬いのでカメラ首振りの障害になります。これはハンダごてで元のリード線を外してから柔らかいリード線に交換しています。立方体形のカメラ本体は、幅の狭い路面電車の車内で首振りさせると車体側面に干渉します。カメラ本体の角を強引に削って当たらないようにしました。

▲リード線交換とカメラの角を削った状態。カメラ本体を削ったり電源部のチューブを剥いたりは簡単に真似しないでほしい。(保証が効かなくなります)


▲首振りのテスト中。車体をかぶせるとリード線が干渉して脱線頻発。これの対処に時間を取られた。


動力の組み立て
 赤外線式遠隔操作動力を組み込んで続行運転も楽しめるようにします。せっかく路面電車にカメラを載せるのだから、前を走る電車を追っかけられるくらいしたいですから。デジQトレインの遠隔操作システムを利用して個別に操作できるようにします。
 今回はA車(先頭車)に載るカメラとB車(もう一方の先頭車)に載るバッテリーで車内がいっぱいいっぱいなので、動力に使えるスペースが小さい中間車のC車しかありません。なので室内も床下もギッチギチになりました。搭載位置については、図面上で何度も試行錯誤して機器の位置決めを行ってます。今までは電源のON/OFFを電池の抜き差しで行っていましたが、今回は走行用電源とカメラ用電源の2系統の回路を搭載しているので電源スイッチを付けました。

▲デジQトレインの基盤から部品を剥がしたところ。赤外線センサーとコンデンサは付けなおすのでハンダゴテの熱で破壊しないように慎重に迅速に作業する。


▲シャーシと走行用バッテリーと電源スイッチ。


▲組み立て状態。スイッチと赤外線センサーは車体に合わせて位置を決めて固定する。制御基板は床下に配置。床下も使わないとスペースが足りないということです。ある意味、リアルではあるんですけどね。


 今回はカメラやバッテリーなどで車体重量が増大しているので、KATOのE231系動力(初期ロット品)に使われていた低速ギヤを使用してローギヤード化(トルク重視)にしています。元々赤外線式動力は最高速度が低めなのですが、ローギヤード化によってさらに速度が遅くなってしまいました。ジョイント音からすると実車で60km/hくらいでした。宮島線走行速度と同程度の速度は出せるようなので、車両的には問題無いようです。


▲低速ギヤと通常ギヤ。ウォームギヤの歯が細かい分だけ速度が遅くなる。


▲メカの組み上がり状態。中間車の空白部分には走行用バッテリーが、後部車両の空白部分にはカメラ用バッテリーが積まれます。

車体製作
 車体は前面だけBトレインショーティーのパーツを使用し、他の部分は自作です。ただし、プラ成形による前面パーツのフロントガラス部分が平滑ではない上ワイパーのモールドが邪魔なので、カメラ側の前面のみフロントガラスを透明アクリル板にはめ換えてあります。


▲側板はアクリル板から切り出し。窓枠は塗装で再現。


▲車体組み立て状態。窓ガラスになる部分は、瞬間接着剤で白化しないようにマスキングテープで保護。


▲シャーシと合わせてみる。室内がいっぱいいっぱいなのがわかる。


▲屋上機器を付けて塗装前の状態。パンタグラフは錦林車庫の広電3900形キットに付いてたおまけパーツ。市販されていない貴重なパーツだが、軽快電車タイプの路面電車にとっては重要なパーツなので、部品として販売してもらえるとすごくありがたいのだが・・・


▲標記類はデカール印刷。


▲完成 広島電鉄の電車が増えてきました。

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