いすゞLVキュービック

THEバスコレクション第11弾改造

2010年製作

今でこそ移籍車のおかげで街中キュービックだらけ(主に鹿児島交通が)であるが、移籍車が増える前はキュービックといえば南国交通といえるくらい南国交通にはキュービックが在籍しています。GMキットのキュービックを手に入れた時も作ったのは南国交通でした。GMのキットはP-LV(初期)をモデルとした物だったので、T字窓のP-LVを製作しました。バスコレ11弾では短尺のP-LV(初期型)と中間尺のU-LV(中期型)が製品化されました。となるとやはりU-LVで南国交通を製作・・・となるのですが、鹿児島のバスは横引き式の「メトロ窓」なんですね。メトロ窓ってのは全国的に少ないようで、なかなか製品化に恵まれません。関東のバスを使って鹿児島交通の移籍車を作るという手もあるのですが、やはり地元仕様がいいなと。結局、ラッチ窓(日の字窓)を加工してメトロ窓を再現するのでした。バスコレ的にはU-LVなんですが、南国交通的には窓の整った感じのKC-LV(後期型)の方が綺麗に見えるので、KC-LVを選びました。実車はKC-LVがフィンガーシフト採用・V8高出力エンジン等の特徴があるわけですが、模型としてはその辺の再現はできないので、窓の配置を合わせたくらいです。

行き先の「武岡ハイランド」は山の上にあるため、けっこうきつめの坂道を登っていかなければなりません。南国交通はそんな団地路線をいくつも持っているため高出力エンジンが選ばれているようです。
リアには後部カメラと標識灯が付いているのでプラ板で再現してあります。
 
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